2024年 04月 01日
旅(イギリス編) |
4月1日。我が家の息子も今日、社会人となりました。
小学生から野球を初め、中学、高校、大学とスポーツと勉強の両立させながらすごしてきた日々を振り返ると、今朝はとても感慨深いものがありました。
この先も身体に気を付けて、楽しい人生を送ることを願っています。
さて、今年になってから生徒さんがヨーロッパに行かれる方が数名いらっしゃるので、オススメの場所を少しご紹介します。
『イギリス編』
①ウェストミンスター寺院
私の楽しみ * 教室案内 * 体験レッスン
最近では、2022年にエリザベス女王の国葬が行われた場所としても私たちにとって身近に感じられるのではないでしょうか。また、ウイリアム王子とキャサリン妃が結婚式を挙げたのもこちらの寺院です。
中に入ると、厳粛な雰囲気が広がり、まず目を引くのは埋葬されている偉人たちの名前が彫られた床です。世界史に詳しくない私でも知っているような方々の名前が数多く刻まれています。
さらに進むと、こちらの素敵なクワイヤ(聖歌隊席)が現れます↓
主祭壇の目の前に位置し、聖歌隊のために設けられた席やライトからは、長い歴史を感じることができます。
ここはヘンリー7世のお墓がある場所で「世界の驚異」とも言われています。
確かにここの礼拝堂はとても美しく、多くの旗や煌びやかな装飾が施された天井が印象的で、離れ難い場所でした。
入場料は£25と高めですが、ぜひ訪れてみてくださいね。
創業1875年のイギリス、ロンドンにある老舗百貨店、LIBERTY LONDON(リバティロンドン)のフロア案内です。
5階 家具、美術工芸品
4階 リバティファブリック、手芸、食器、生活雑貨
3階 ウェア、シューズ
2階 ウェア、カフェ
1階 バッグ、アクセサリー、ジュエリー、コスメ、お菓子
地下1階 メンズウェア
私の興味は4階のリバティファブリックでしたが、残念ながら洋服に使うような大柄のデザインが多く、1種類の生地のみ購入しました。↓
最後に「赤い刺繍とアンティーク・テキスタイル」から、いま刺繍をしています。
教室の課題でもあるお裁縫箱ですね。記念に同じ作品を作ってみようと思います。
大英博物館は、800万点にも及ぶ重要な遺品、美術品、書物などが集められた世界最大規模の博物館です。充実した展示は1日では回り切れませんが、今回は古代エジプトの展示で私の謎が解けたお話をしたいと思います。
カルトナージュを始めた頃、ネットで「カルトナージュ」を検索すると、「ミイラの入れ物」とよく書かれていました。
「ミイラの入れ物って何?」と長年疑問に思っていたのです、館内で展示されていたミイラの棺に「カルトナージュ」との説明があり、「ミイラの入れ物」の謎がようやく解けました。
昔、エジプトの棺はレバノン杉で作られていたようですが、材料が枯渇したため、亜麻布やパピルスを漆喰で固め、彩色を施して自由な形に作られるクラフト仕立ての容器(カルトナージュ)になったようです。
木製とカルトナージュの棺がそれぞれ展示されおり、見応えがありました。また本物のミイラの展示もありありましたが、さすがにそれは写真に撮ることができませんでした
他にもギリシャ、アジア、ヨーロッパ、中東等々、教科書でみたことがあるような展示が多数あり、こちらもじっくり時間をかけて訪れていただきたい場所の1つです。
④ナショナル・ポートレート・ギャラリー
イギリスの歴史上の人物から、最近活躍している俳優まで、年代ごとに展示されているギャラリーです。肖像画、写真、イラストなど、あらゆる形態のポートレイトが2000点以上展示されています。
通常、ミュージアムでは作品を描いたアーティストに注目して鑑賞しますが、こちらのミュージアムでは、描かれた人物が主役となる珍しい美術館です。雰囲気も堅苦しくなく、とても楽しい美術館ですが、この規模で無料で入館できるのも驚きです。
こちらは芯入りサテンステッチでモノグラムを刺す手法です。
気持ちを落ち着けて刺さないと、刺繍糸が乱れてしまうので注意が必要です(笑)
刺し終わったら、カルトナージュに仕上げる予定です。
by yabu123jp
| 2024-04-01 15:14
| 日々のあれこれ